MORESCO第7次中期計画(2015~2017年度)について

5018 MORESCO

 2015年02月23日16時00分


平成 27 年2月 23 日
各 位
会 社 名
代 表 者 名 代表取締役社長 赤 田 民 生
(コード番号 5018 東証第一部 )
問 合 せ 先 上席執行役員 管理本部長
宮 川 弘 和
T E L 078(303)9058

MORESCO 第7次中期経営計画(2015~2017 年度)について
この度、2015年度から2017年度までの3年間を対象とした MORESCO グルー
プの新たな中期経営計画を策定しましたので、その概要についてお知らせします。
1.中期経営ビジョン
「小さくとも世界にきらりと光を放つ MORESCO グループ」
-水と油と高分子のスペシャリストとして社会の発展に貢献する-
2.中期経営方針
1)MORESCO らしい"ものづくり"と"サービス"の提供によりグローバルトップを目指す
2)生産拠点のグローバルネットワークを充実し、品質の向上とコスト競争力を強化する
3)人間ネットワークの拡大により、新たなビジネスを創出する
4)コーポレートガバナンスを充実し、地域社会の信頼を高める
3.新中期経営計画策定についての考え方
世界経済は中国、東南アジア等の新興国を中心とする需要増加を背景に、当社の主た
る顧客である自動車、二輪車、紙おむつ、電子機器等による海外生産の流れは変わらな
いものと思われます。国内では自動車生産の伸び悩みにより、ダイカスト製品の大きな
伸びは期待できないと思われます。一方で情報関連製品や航空機関連製品など、今後の
成長が期待できる分野も多く、高齢化の進展にともない医療・介護関連分野の需要も拡
大が見込まれます。このような環境の中で、当社は国内外の成長エリア、成長分野にお
ける様々なニーズを先取りし、新製品開発を行うことにより社会の発展に貢献してまい
ります。
4. 売上高、利益計画(連結)
(単位:百万円)
2014 年度見込 2015 年度 2016 年度 2017 年度
売 上 高 27,000 30,400 34,000 37,600
営 業 利 益 2,200 2,400 2,900 3,600
経 常 利 益 2,700 2,800 3,100 3,800
当 期 純 利 益 1,600 1,700 1,800 2,300
経 常 利 益 率 10.0% 9.2% 9.1% 10.1%
注)2014 年度見込は当中期経営計画発表日現在の業績予想値です。

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5.中期経営計画
5.1 中期経営計画の重点事業戦略(各部門概要)
①特殊潤滑油部門
主たる需要分野である自動車産業においては、中国や東南アジアを中心とした新興国お
よび北米地域での生産台数の増加が見込まれます。国内トップシェアの難燃性作動液、ダ
イカスト用油剤においては、リーディングカンパニーとしての開発ノウハウを共有化し、
現地での開発体制を強化します。また、水溶性切削油剤においても、当社の海外拠点、販
売網を生かしたグローバル展開を推進します。
一方、国内では、少量塗布で優れた性能を発揮するダイカスト用油剤、白色系の熱間鍛
造潤滑剤等の環境負荷の軽減に貢献できる潤滑剤の開発や、航空機部品などの新たな部材
の加工を可能にする切削油剤の開発・販売等によりシェア拡大に取り組みます。
②合成潤滑油部門
高温用合成潤滑油は、主として自動車電装部品向けの高温軸受用グリースの基油として
使用されており、高いシェアを有するオンリーワン製品として継続的な需要の拡大が期待
されます。今後はグリース基油のグローバル販売を推進するとともに、当社独自の新合成
潤滑油開発のスピードアップを図り、オリジナリティーの高い製品を世界に供給します。
ハ-ドディスク表面潤滑剤は、サーバ向けメディア市場での底堅い需要があり、ハード
ディスクドライブの大容量化技術の開発進展にともなう薄膜化や耐久性の要求に対応でき
る新潤滑剤を市場投入し売上拡大に努めます。また次世代メディア用潤滑剤の先行開発を
積極的に進め、継続的な新機種での認定を目指します。
③素材部門
主力製品である流動パラフィンは、中国でのリチウムイオン電池生産向けや化粧品向け
の需要が拡大しており、中国市場への事業展開を推進します。また国内では、医療品、化
粧品などの成長分野でも提案営業を強化し、用途の拡大に努めます。
製造面では、工程の見直し等により、コスト競争力の向上と品質の安定を図り、安定供
給体制を確立します。
④ホットメルト接着剤部門
衛生材料分野では中国天津市に設立したホットメルト製造販売会社の早期稼動により、
中国市場での展開を開始するとともに、人口増加による東南アジアでの子供用紙おむつの
需要に対応し、インドネシア現地法人での増産を図ります。
また、ホットメルト接着剤は溶剤を含まず環境負荷軽減に貢献できる接着剤として需要
が拡大しています。近年の環境問題であるⅤОC(揮発性有機化合物)への対策として、
需要増加が見込まれる自動車内装用を主とする反応型ホットメルト接着剤の拡販を推進し
ます。さらにラベル等の粘着材分野においても、高機能新製品により売上拡大を目指しま
す。
製造面では原料購入のグローバル化を推進し、サプライチェーンを強化することにより、
原材料の安定確保とコスト競争力強化に努めます。




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5.2 部門別売上高の計画(連結)
(単位:百万円)
2014 年度見込 2015 年度 2016 年度 2017 年度
化学品事業 26,950 30,350 33,950 37,550
特殊潤滑油部門 12,510 13,930 14,820 16,190
合成潤滑油部門 2,760 2,970 3,270 3,600
素材部門 4,130 4,010 4,440 4,520
ホットメルト接着剤部門 6,300 8,140 10,010 11,760
その他 1,250 1,300 1,410 1,480
賃貸ビル事業 50 50 50 50
合 計 27,000 30,400 34,000 37,600
注)2014 年度見込は当中期経営計画発表日現在の売上高予想値です。


6.海外戦略および新製品開発
①海外戦略
当社グループは、自動車分野で国内市場が成熟する中、引き続き、自動車関連や衛生材料
分野の成長が見込まれる新興国において、特殊潤滑油、ホットメルト接着剤などの事業展開
を積極的に推進してまいりますが、特に、自動車関連等で需要が拡大している中国、北米を
重要市場と位置付け、マーケティング、性能、コスト面等で競合各社を凌駕すべく体制を強
化してまいります。また、グローバル展開推進のための体制作りや、新製品開発力強化によ
る競争力の向上を目指し、現地と日本の連携により現地ニーズに対応した事業展開をスピー
ディーに進めます。
中国ではグループ会社間のネットワークをさらに強化するとともに販売網を整備し、日系
のみならず現地企業への販売を強化します。また現地での需要拡大が見込まれる冷熱媒体、
流動パラフィン等の製品分野に対しても市場獲得に向けた活動を加速します。
米国ではダイカスト用油剤、熱間鍛造潤滑剤および高温用合成潤滑油を中心とした市場開
拓を日系企業のみならず米系企業に対しても推進します。既に米国子会社の駐在員事務所を
メキシコに設置しており、積極的に自動車部品メーカー等の需要を取り込んでまいります。
東南アジアでは現地ニーズの情報収集に注力し、ニーズに対応した製品開発をタイムリー
に行うことで、ローカルユーザーを含めた成長市場でのシェアアップに努めます。またタイ、
インドネシアの生産拠点を核としてベトナム、マレーシア、インドへ市場開拓を進めます。
②新製品開発
新製品開発では、「環境関連分野」、「情報関連分野」、「エネルギーデバイス分野」の
3分野に重点をおき、人的、技術的ネットワークを生かしながら、当社のコア技術をさらに
強化し、国内外の顧客ニーズにあった製品開発に注力していきます。また、世界をリードす
る独創性の高い製品をタイムリーに市場投入してまいります。
1)環境関連分野
自動車関連部品の製造工程で重要な役割を担う特殊潤滑油分野では、省資源、省エネル
ギーに貢献する高機能製品の開発を進めます。少量塗布で優れた離型性や潤滑性を発揮す

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るダイカスト用油剤、難削材を加工できる切削油剤、航空機産業用部品加工など、オリジ
ナリティーの高い製品展開を図ります。
溶剤を含まず環境負荷軽減に寄与するホットメルト接着剤分野では、反応型ホットメル
ト接着剤等が国内自動車メーカーの一部車種で採用されていますが、耐熱性をさらに向上
し、これまで使用されなかった内装用部位への展開を図るとともに低コスト化を実現し、
グローバルな展開に結び付けてまいります。
2)情報関連分野
ハードディスクドライブの需要は今後もクラウドサーバ用の成長が進展すると予想され、
より高度な次世代記録方式に対応した高機能な表面潤滑剤を提供してまいります。また、
ハードディスクドライブ関連分野の裾野を広げ、動圧軸受用潤滑剤などの重要な役割を担
う潤滑剤を総合的に開発します。
3)エネルギーデバイス分野
有機合成技術、配合技術、高分子材料の変性技術などを生かし、今後の成長が期待され
る有機ELパネルや照明、有機薄膜太陽電池などの有機デバイスの長寿命化に貢献する高
バリア性封止材料の開発を加速します。既に国内で一部採用いただいていますが、更に性
能アップに努めるとともに、有機デバイス分野で高いシェアを有する韓国、台湾企業での
本格的な採用に向けて注力し、新エネルギー関連分野への展開を加速します。
以 上




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Origin: MORESCO第7次中期計画(2015~2017年度)について

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